うつ病
うつ病について
うつ病の症状について
うつ病は、特別な人だけがかかる病気ではなく、誰もが罹る可能性のある病気です。うつ病になると、何となく気分が落ち込み、仕事や好きなこともやる気が起こらなくなったり、集中ができないとか、人付き合いがこれまでのようにできなくなったり、涙もろくなったり、不安感やイライラ感などが出現します。
「うつ病」と「気分の落ち込み」の違い
誰でも良くないことが起こると気分が落ち込むことはありますが、数日で回復してまた以前のような状態に戻るなら、うつ病の可能性は低いです。
しかし、そのような状態が数週間続いているなら、うつ病の可能性があります。
うつ病の症状は、「こころ」と「からだ」の両方に現れます。
うつ病では、前述した「心の症状」だけでなく、
食欲不振や不眠、頭痛や、腰痛、肩こり、手足のしびれや、めまいなど、
「体の症状」が現れることが多くあります。
身体の不調が、内科や外科で調べても原因不明で長引く場合は、こころの病気の可能性があります。
うつ病は、きちんと治療すれば治る病気です。
うつ病の治療は少し時間がかかりますが、
患者さんは良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、
少しずつ回復に向かっていきます。そして適切な治療を続けることで、また以前のような生活に戻ることもできます。
心身の不調で気になることがある場合は、ご相談ください。
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