向精神薬の副作用について
向精神薬の副作用について
向精神薬とは中枢神経に作用し、精神機能に影響を及ぼす薬剤の総称で、抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などがあります。
精神科の薬剤は、正しく使えば比較的安全なものですが、鎮静作用のあるものが多く、日中の眠気やふらつきの元になることがあります。
こうした副作用を完全になくすことはできませんが、薬剤の種類や量を必要最少量にすることや、飲む回数を減らすことで、仕事や家事など生活上の様々な場面での、不都合を防ぐことができます。
また、治療の経過の中では、導入初期や維持期など薬剤を比較的多く使う時期と、それほどの量が必要ない時期(再発予防の時期)があります。主治医は患者さんの症状や状態を見ながら、ゆっくりと薬剤調整を行います。
患者さんが自己判断で量を調整すると、症状が悪化してしまうことがあります。
精神科薬の使い方や、量、回数などでお困りの際は、ご相談ください。
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