ごあいさつ
ごあいさつ
めまぐるしく変わる現代社会において、こころの不調を感じる人は増えています。
これは、人々が時間に追われてゆっくりと生活することができないという、多忙なストレス社会が一因となっています。ゆっくりしていることが、まるで罪のように感じる人もいます。
職場や会社では自分の目先の仕事が精一杯で、職場の他のことに気を配ることが難しくなっています。情報化社会ではあまりにも多くのことが自分に関係なく動いていくので、全体を把握することができず、知らず知らずのうちにストレスを抱えます。また、多くの人が携帯やパソコンを持ち、暮らしに便利になった反面、このことが却って人々から自由やゆとりを奪い、ストレスとなることもあるようです。
また、大人も厳しい競争社会の中で生きていますが、子供も必然的に競争を余儀なくされ、ストレスを抱えています。
こうした子供の頃からのストレスが日常的に繰り返され蓄積し、いつしか強いストレスに襲われると、人はダウンし精神疾患を発症してしまう傾向があるようです。
精神科医療に求められること
こうした難しい時代ですから、精神科医療に求められることは、今後もますます増えていくと考えられます。
精神科への受診は敷居が高く思われがちですが、患者さんの症状を診て最善の治療を考えていくことについては、他の科での治療と変わりません。また、クリニックへの受診は、病気とはいかないまでも、ちょっとした心身の不調で受診することや、生活上の相談ごとでもかまいません。
これまでの知識や経験を生かして、地域の皆様が心身共に安心して暮らせるように、患者様それぞれに適した専門的医療を提供していく所存です。
クリニックは患者様が当院に来られるときにゆったりと落ち着いて過ごしてもらえるよう、待合室の雰囲気や内装に十分配慮いたしました。
女性医師として丁寧な説明と誠実で柔らかな対応をします。
患者様が気軽に通院ができ、信頼が得られるよう努力いたします。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
ゆう心のクリニック院長 小塚 優子