統合失調症
統合失調症について
統合失調症は、20歳前後の比較的若い方に発症します。幻聴や被害妄想などが
出現しますが、適切な治療を行えば、症状は治まります。100人に1人くらいの割合で発症する、とても多い疾患です。
病気になると、患者さんも家族も大きな不安を持たれますが、まずはとにかく受診をして治療を受けることが大切です。
統合失調症の治療は、病気に対する知識や理解を深めていくことが大切ですが、これらはまず精神科医から必要な話を聞いてからでも遅くはありません。早めに治療すれば、症状は治まることが多いです。過度に不安になって、受診が遅れてしまうことの方が問題です。
また統合失調症は、再発しやすい病気ですので、治療により一旦症状が治まっても、継続治療が必要です。そのためには、医師や専門家の元で適切な治療法、対応法を知り、ご家族にも病気のことを理解していただく必要があります。
家族の理解とサポートがあることで、通院や服薬が継続でき、患者さんの予後は良くなります。
入院治療が必要な場合は、専門機関へご紹介します。
幻聴や妄想など、何か心配なことがございましたら、遠慮無くご相談ください。
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