ゆう心のクリニックは、三重県津市河芸東千里、近鉄名古屋線千里(ちさと)駅下車徒歩3分、国道23号沿いにある、女性医師・女医による精神科・心療内科クリニックです。

発達障害

発達障害について

発達障害とは、発達のアンバランスのことです。

生まれもった発達上の特性があることで、日常生活に困難をきたしている状態をいいます。代表的なものとしては、学習障害、広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)、ADHD(注意欠如・多動性障害)などがあげられます。
平成14年の文部科学省の調査では、小中学生のうち、発達障害で特別な支援を必要とする児童生徒は、少なくとも約6%程度いることが分かっています。子供の頃の発達障害の特性は、大人になってからは目立たなくなることはありますが、子供と大人では社会的な立場が変わるために、症状のあらわれ方が異なってきます。

忘れ物やミスが多い、職場の人やお客さんとコミュニケーションがうまくとれない、提出物の期限が守れない、大事な約束を忘れたり、失い物が多い、仕事や家事の段取りが悪い、失言や場の雰囲気が読めないなど・・・、一つ一つは誰にでもありそうなことでも、発達障害の患者さんでは、それらが頻繁に起こり仕事や生活面で支障が出ていることがあります。

発達障害は、障害とは気付かれにくく、周囲から必要なサポートを受けられず、患者さんは人知れず悩んで困っていることがあります。日々の困難が積み重なると、二次障害として、うつ病や不安障害などを伴って発症することがあります。

子供の頃から発達障害の特性があったとしても、大人になってから初めて気付かれる場合も少なくありません。

生まれ持った発達特性なのに、患者さんは「わがまま」とか「自分勝手」とか「場の空気が読めない」と言われ辛い思いをしてきている人もいます。

患者さんやご家族、周囲の人達が、発達障害を理解し、正しく対応することで、生活上の困り事や、状況を改善していくことはできます。また本人にも、社会生活において、状況に応じた適切な行動がとれるように、対処法を一緒に考えていくことが、より良い生活に繋がっていきます。

画像の説明

診療のご案内へ戻る

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional